パナソニックの#はたらくってなんだろう 世界中に、安心で快適な「空気」を。業務空調機器の未来を切り拓く。

「健康」に寄与する空調機器にフォーカスし、飛躍的な事業成長を目指す

カンパニー再編に伴ってこの10月に新たに発足した空質空調社は、「空気」を軸に安全かつ快適な社会を創出していくというミッションを掲げています。パナソニックは従来から空気中の菌・ウイルス、花粉、PM2.5に含まれる有害物質の抑制など7つの効果を備える『ナノイーX』をはじめとして、家庭用空調機器分野において大きな強みを育んできた歴史があります。

一方、私がビジネスユニット長を務める業務用空調機器分野では圧倒的シェアを誇る競合他社を追いかける立場。学校や病院、ホテルといった一定の時間を人々が過ごす中規模空間において優位性を発揮しています。

現在、コロナ禍において健康に最も大切な要素のひとつとして、私たちが関わる「空気」に大きな注目が寄せられています。単に「冷やす・暖める」に留まらず、室内の空気と新鮮な外気を入れ換え、かつ『ナノイーX』によって室内空間をより快適で安全なものへと変えていく。そうした「健康」にフォーカスにした独自の戦略によって、今後さらなる成長を図っていきたいと考えています。

ネットワーク技術、環境配慮など固有の強みを活かした製品開発を促進

世の中の方々の「空気」に対する意識の変化、そして感度の向上は私たちにとってはある意味でチャンスだと思っています。多くのお客様がパナソニックに対して求める「安心」というブランドイメージに対して、これまでに培ってきたノウハウや高め続けてきた技術、そして当社ならではの独自性によってお応えできるという強い確信があるからです。

スマホによる空気の見える化、IoTによる故障予知など家庭用空調機器に搭載される技術。それらの業務用空調機器への活用も視野に入れる中で、テレビやデジタルカメラなどのネットワーク機器開発に携わった技術者の存在はパナソニック固有の大きな強みです。

また、私たちは空調業界で電気式空調に加え、ガスヒートポンプエアコンと吸収式冷凍機の両方の開発をおこなっている唯一のメーカーです。工場の廃熱やバイオマス、発電機の余熱などを熱源とする吸収式冷凍機は世界が目指すカーボンニュートラルの実現を後押しし、環境意識の高まりに応えることができるはずです。

揺るぎない確信を胸に、この時代からの期待に応えていく使命を全うする

私自身、空調事業ひと筋のキャリアを約30年歩んできましたが、かつて経験したことのない大きな転換期を迎えていることを実感しています。従来から空調機器に求められてきた「安心」「快適」はもちろんですが、「健康」そして「環境」へのニーズと期待感をこれほどまでに強く感じたことはありません。

それはすなわち、パナソニックがこれまでに培ってきたノウハウや知見、卓越した技術力、そして来るべき未来を見通してきた先見性までも時代から求められていることに他なりませんし、私たちはそれらの期待にしっかりと応えていく使命があると考えています。さらに言えば、その自信もあります。

当社でこれから業務用空調機器に携わることは、「空気」に対して求めるものがドラスティックに変化した世界中からの大きな期待、技術とスキルを高める数多くのチャンスと出会うことを意味します。つまり、非常にエキサイティングなキャリアがあなたを待っている。そう確信しています。

技術者にとって魅力ある環境で、世界中の人々の役に立つやりがいを

私たちはこれまでにも数多くのキャリア入社の方々を迎えていますが、その定着率の高さは大きな特長です。多様な役割を有機的に横断できる業務範囲の幅広さやチャレンジを歓迎する風土、企業としての空調事業に対する高い投資意欲などが一人ひとりの技術者にとって魅力となっていることは大きな要因だと思います。

また、マレーシアと中国に開発拠点を構えていることから海外で働くチャンスもありますし、事業全体を見渡しながら日々の業務に取り組めることから、海外志向・ビジネス志向をお持ちの方には非常にポジティブな環境であることもお伝えしたいですね。

人間にとって水は1日2リットル、空気にいたっては1日18kgも必要だと言われています。空調機器と「健康」「環境」が不可分となったこの時代に、IoTをはじめソフトを軸にした提案でより安全で快適な暮らしを生み出していく。その独自性と強みにさらなる磨きをかけ、挑戦者として世界中の人々へのお役立ちをともに実現していきませんか。

出典：リクナビネクスト・2021年11月17日発行より転載

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＊記事の内容は取材当時(2021年11月)のものです。