注目記事 「なぜKaggle Grandmasterがパナソニックに?」 バーチャル認知科学者 佐久間洋司が切り込む総合エレクトロニクスメーカーの実像
Kaggle Grandmasterがパナソニックにいる。阪田隆司氏、データサイエンスと機械学習の最先端にいる人物だ。「人を優しくする機械」を研究する現役大学生でバーチャル認知科学者の佐久間洋司氏との対談により、パナソニック×AIの魅力と未来を解剖する。

パナソニックの研究開発は、主に各カンパニーの「先行開発部門」と本社の「イノベーション推進部門」が担っています。「先行開発部門」では、それぞれの事業領域に貢献する研究開発を行っており、「イノベーション推進部門」はカンパニー単独では難しい、あるいはカンパニー横断で取り組むべき成長領域での事業創出に貢献する中長期の研究開発を行っています。さらに、これら研究開発で生まれた技術を全社で活用するしくみを構築しています。
■研究開発費(左軸・棒グラフ)●研究開発費(右軸・折れ線グラフ)
2020年度は主要領域の成長戦略に基づき、将来を担う新技術や新製品の開発に注力しました。加えて、IoT・人工知能・ビックデータなどの技術開発や、これらを用いた新規事業創出にも取り組み、研究開発費は4,750億円となりました。
パナソニックは毎年の学会発表を通し、
研究開発成果を積極的に対外発表するとともに客観評価を受ける活動を実施しています。