パナソニックの#はたらくってなんだろう 「無限の可能性」と「人」に惹かれて。僕たちがパナソニックの品質管理の仕事を選んだ理由

集合写真

海外からも高い評価を獲得している、パナソニック製品・サービスのこだわり抜いた品質。その下支えをしているのが、パナソニックの品質管理という仕事です。
製品の不具合の対応だけではなくお客様の心に突き刺さる「感動品質」を追いかけることが、パナソニックが大切にする理念です。パナソニックのブランドを高めることを常に意識して、確固たる自負を持って、世の中に製品・サービスを届けています。
そんなパナソニックでは、2018年度から新卒採用のスペシャリストコースに新たに「品質管理コース」を設置、品質管理の仕事に携わりたいという若い人材を強く求めてます。パナソニックの未来の「感動の品質」をつくりあげるメンバーとして、品質管理コースの1期生として43名の新入社員が来年4月より仲間になります。
そこで今回は、品質管理コースの内定者の清水さん、長坂さんと、同コースのリクルーターも勤めた入社2年目の社員・本多を招いた座談会を開催。社員の本多から見る新卒採用の今やパナソニックの雰囲気、そして内定者のおふたりの就職活動について、それぞれ語ってもらいました。

2020年08月

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プロフィール

  • 本多 将悟(ほんだ・しょうご)

    パナソニック インダストリー株式会社

    本多 将悟さんのプロフィール写真
  • 清水 梨帆(しみず・りほ)

    上智大学 理工学部 情報理工学科 4年

    清水 梨帆さんのプロフィール写真
  • 長坂 欣一郎(ながさか・きんいちろう)

    中央大学大学院 理工学研究科 応用化学専攻 2年

    長坂 欣一郎さんのプロフィール写真

製品をチェックするだけが、品質管理の仕事?

本多:今日はよろしくお願いします。まずは私の経歴から簡単にお話させていただきますね。僕は、東京理科大学理工学部数学科を卒業して、新卒でパナソニックに入社しました。現在は入社2年目です。学部的には、金融系に進む人が多かったのですが、就職活動を通じてパナソニックのOBOGに出会ったことがきっかけでメーカーであるパナソニックに入社しました。おふたりは、どのように就職活動を進めていかれたんですか?

清水:わたしは、大学4年生になる直前の1月から就職活動をはじめました。大学で学んでいた統計学がすごく楽しくて、将来もその知識を活かして働きたいと考えていたところ、品質管理の仕事があることを知りました。はじめは大学で開催されている就職説明会に参加していて、その後インターンシップや企業が主催するイベントなどに足を運んでいましたね。

本多:品質管理と絞って企業を探していたんですね。ちなみに、具体的にはどのように調べていたのですか?

清水:研究室の先輩に直接話を聞いて情報を集めたり、あとセミナーには積極的に参加したりしました。パナソニックでは品質管理コースの単独のセミナーもあって、そのとき頂いたパンフレットの中身も充実していて参考にしていました。

本多:なるほど。長坂さんはどうですか?

長坂:僕は、大学院まで進んで応用化学を専攻しています。就職活動については、大学院1年生のときに意識しはじめて、企業や業界について調べていました。当時、専門領域は違ったものの、飲料メーカーに興味があって志望していましたね。

本多:飲料メーカー志望からパナソニックとなると、随分とギャップがあるように感じますね。

長坂:単純に僕はビールが好きなので、飲料メーカーかなと思ったんです。ただ、ものづくりを通じてお客様に安心・安全を届けたい、という思いを持って就職先を探していたので、大きな方向転換というほどではなかったと思っています。

本多:インターンシップにも参加したんですか?

清水:わたしは、一社だけ参加しました。当時志望度が高かった企業に品質管理部門があったので参加してみたのですが、自分にはあんまりフィットしなくて......。

本多:フィットしない、というのは?

清水:仕事が品質管理部門のなかで閉じてしまってる、という印象を持ったのでフィットしなかったんです。私のなかでは、品質管理って社内のいろいろな部門の方とコミュニケーションを取ったり話し合ったりしながら品質向上を目指す部門なのだろうと考えていて。品質向上につながるよう様々な部門と幅広く関われる会社を探していたんです。パナソニックの品質管理コースのセミナーに参加して、そんな仕事ができる!と実感しました。

本多:品質向上に向けて、どんなことができるのか。それを、様々な部門と連携して考えていく仕事に携わってみたかった、ということですね。

能動的すぎるくらい能動的な、品質管理コースのリクルーター

対談の様子

長坂:就職活動のとき、僕は清水さんとは異なって品質管理に焦点を当てていたわけでもなかったし、就職活動をはじめるのが遅くてさまざまな説明会に行く機会もなかったんです。ところが、パナソニックの選考を受けるにあたって、僕に付いてくれたリクルーターが本当に親身に話を聞いてくれて。おかげで、品質管理の仕事に興味を持つようになったんです。

本多:そのときには、どんなアドバイスをもらったんですか?

長坂:僕自身、ひとつのことを極めてプロフェッショナルになるよりも、さまざまな業種や職種の人と関わりながらキャリアを描きたいと思っていたんです。一方、せっかく大学院まで進学したので、得たスキルも広く活用したいなと。それなら製品の評価・分析を通じて専門スキルも活かしつつ、社内の幅広い職種と関わりながら仕事ができる品質管理が向いているとアドバイスをいただきました。

本多:実際にリクルーターを担当している僕からみても、パナソニックのリクルーターは良い意味でとても能動的な人が多い印象ですね。エントリーシートの添削なんかも丁寧だし、もしも学生に紹介したいと感じる社員がいたら、どんどんつないでいく。きっと、学生のために何かしてあげたい、というモチベーションが高い社員が多いのだと思います。

長坂:たしかに、僕もパナソニックへの入社を決めた一番の理由は、社員の雰囲気にありました。プレゼンの練習だったり、質問の回答だったり、必要があれば同期社員の方に相談してくれたり。リクルーターの方の学生の立場にたった姿勢に助けていただいたと感じています。リクルーター同士のチームワークも、すごく良いですよね。

清水:わたしの担当だったリクルーターの方も、就職活動そのもののアドバイスから入ってくださったのですごくうれしかったです。リクルーターの方が男性だったのですが、女性のキャリアについて相談があると伝えると、すぐさま紹介してくれて。しかも、女性同士の会話しやすいようにと、つないだ後はメールの宛先からも抜けてくれたんですよね。学生本位の視点で支援してくれている雰囲気が伝わりました。

本多:女性のキャリアというと、産休や育休についてなどですか?

清水:そうなんです。今は、どの企業も産休や育休を制度として導入しています。ただ、実際に取得すると、職場に戻りづらくなったり、昇格が難しいと話を聞くことも多くて。実際にパナソニックで二度の出産を経験しながらも、昇格して働いている社員の方と話せたことで、やる気次第でチャンスのある環境だと知れたので良かったです。

パナソニック製品・サービスの「感動の品質」の担い手を目指して

笑顔の三人の集合写真

清水:本多さんから見て、パナソニックの品質管理部門で働くやりがいや醍醐味ってどんなことなんですか?

本多:パナソニック製品・サービスの「感動の品質」が、品質管理の仕事を通じて、設計や製造と関わることで、どういった要素によって作られているのか感じられることですかね。今までは、家電製品を機能や価格で判断していたけれど、今は細やかなパーツの配慮や設計にも目がいく。そして実際に製品が市場に出ると、自分の仕事がかたちになっていることを実感できて、すごくうれしいです。

長坂:目線が変わるんですね。この間、僕も今使っているノートパソコンに付いているCD-ROMドライブのつくりが少しもろかったのを見つけて「品質管理の仕事だと、こういうところに気を配るのかな......」と感じました(笑)

本多:早くも目線ができている(笑)これから先、ふたりが描いている未来に向けた夢や目標が知りたいです。

長坂:就職活動のときには「5年後10年後のビジョンを持っていたほうが良い」と言われていましたが、、僕は、品質管理の仕事を通じて、さまざまな事業に関わっていきたいと考えているんです。また品質管理部門では若いうちから海外に行けるチャンスが大きいと聞いてますのでグローバルな舞台も含めて、どんどん飛び込んでいきたいです。

清水:まずは、品質管理の基礎として得られる知識をしっかりと吸収して、幅広い視野で品質向上について考えていけるようになりたいですね。セミナーでは品質管理コースでは他職種とのローテーションを行うと聞いていたので、将来的には設計開発や商品企画などさまざまな職種も経験して、それを品質管理の仕事に活かしていきたいです。

本多:なるほど。品質管理コースの新卒採用は今年が初めてなので、若手の少ない部署に新しい風が吹くような気がしていて楽しみです。ベテラン社員と若手社員、みんなで意見を言い合いながら良い雰囲気をつくっていきましょう。

対談中の本多さんの様子

本多:それでは最後に、これから就職活動を行う後輩に向けて、一言ずつアドバイスをもらってもいいですか?

長坂:興味のある分野とそうでない分野とがわかっても、興味のない分野の説明会や就活イベントなどに参加してみると良いと思います。一見意味がないように見えても、改めて自分のキャリアを客観的に見れるようになるはずですから。

清水:わたしは、Webサイトに限らず実際に働いている社員と会うことが大切だと思います。会社が自分に合うかどうかは、体感してみないとわからないことだと思うので。一緒に働く人がどんな人なのか。知っておくだけでも、十分変わるのではないでしょうか。

本多:今、就職活動時期を振り返ってみると、学生から社会人に変わるあの期間は、すごく成長できるタイミングだと思うんですよね。エントリーシートや面接などを通して、自分を見つめたり周囲に協力してもらって就職活動を進めたり。そんなふうに、自分の成長機会と捉えていると、就職活動を楽しめるような気がします。

*記事の内容は取材当時のものです。

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