パナソニックの#はたらくってなんだろう モノづくりを通してお客様に貢献できる価値を創出し、「空気から、未来を変える」を実現するエアコンモノづくりを確立する。

左から笑顔で並んで立つ山本さん、中山さん

ブランドスローガン「空気から、未来を変える。」を掲げる空質空調社は、健康で快適なくらしと社会を創造し、持続可能な社会・地球の実現に貢献しています。新たな価値提供を目指す当社で効率化推進、モノづくり体制構築を担う生産技術者を募集します。

2023年06月

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プロフィール

  • 中山 雅之

    パナソニック株式会社 空質空調社 空調冷熱ソリューションズ事業部 エアコンBU総括担当(兼)エアコン・給湯工場 工場長

    中山 雅之さんのプロフィール画像
  • 山本 裕

    パナソニック株式会社 空質空調社 空調冷熱ソリューションズ事業部 エアコンBU エアコン・給湯工場 製造開発課 課長

    山本 裕さんのプロフィール画像

目次

  1. グローバルマザー工場として、草津の地から最新のモノづくりを発信
  2. 未来に向けた大規模投資を受けて、製造の国内回帰を加速させていく
  3. 「世界に求められ続ける事業」だからこそ積極的に効率化を推進していきたい
  4. 技術者としてモノづくりの醍醐味を感じ、成長する喜びを感じてほしい

グローバルマザー工場として、草津の地から最新のモノづくりを発信

中山さんのプロフィール画像
中山

2021年10月に発足した空質空調社は「空質事業」と「空調事業」の強みを融合して、「空気」を軸とした安全で快適な社会の創出を目指しています。ここ草津工場はグローバルに開発、製造、販売を行う家庭用エアコン・給湯事業におけるマザー工場として非常に大きな役割を担っています。従来から、エオリアシリーズをはじめとしたエアコンに新機能を搭載する際には常に最新の技術が求められ、その具現化に至るまでには先鋭的な技能を必要とする工程も数多く存在しました。

そうした難易度の高い開発や製造についてグローバルマザー工場である草津工場が起点となって全てを遂行し、そこで獲得した技術やモノづくりの手法、人的リソースを全世界に送り出してきた経緯から家庭用エアコン・給湯事業において中心的な存在となっているのです。現在はスマートフォンによる「エオリアアプリ」の操作で空気を綺麗にしながら冷やし温める、外気を取り込んで新鮮な空気と入れ替えるといった高機能エアコンやエコキュートなどのフラッグシップ製品を主に製造し、次世代に向けたモノづくりを推進中です。

未来に向けた大規模投資を受けて、製造の国内回帰を加速させていく

国内の工場の内部の様子

山本さんのプロフィール画像
山本

私が課長を務める製造開発課はまさに当社のモノづくりの進化を司り、牽引していく役割が求められるセクションですが、未来に向けて大きな転換点となるであろうテーマに目下取り組もうとしているところです。これまでは海外拠点での生産が大半を占め、技術や人的リソースなどを日本から送り出す流れが主となっていましたが、昨今の原材料高騰や為替相場の変動で加速する円安などを受けて、また天気や気候による影響を大きく受ける季節商品である特性を鑑み、市場の需要に機敏に対応するため日本国内での生産比率を増やしていく方向、つまり製造国内回帰へと舵を切ろうとしています。

工場内で製品をチェックする社員の方

山本さんのプロフィール画像
山本

全世界的な「空気の質」への意識・関心の高まりを受け、空質空調社は2025年度に売上高1兆円、欧州市場においては売上高2000億円を目指しています。その実現に向けて、製造国内回帰の成功は非常に大きなファクターとなるはずです。詳細な数字をお伝えすることはできませんが大規模な投資による生産ラインの増設、家庭用エアコンや給湯製品の国内生産台数の大幅拡大を目指し、検討を進めています。

「世界に求められ続ける事業」だからこそ積極的に効率化を推進していきたい

工場で製品を手で指しながら話す中山さん

中山さんのプロフィール画像
中山

実は、私はエアコン・給湯事業に関わってまだ数年しか経っていないんです。ある意味客観的な視点でこの事業を見つめてみると、特に日本国内においてモノづくりを担うのは主に既存の古い設備で人の力への依存も強く感じます。また、エアコンは一つひとつの部品が大きく、重く、常に危険と隣り合わせという面もありながら、物流の自動化などもまだ決して十分なものとは言えません。それは、これまで積極的な投資による効率化が図られてこなかった何よりの証左ではありますが、山本が申し上げた製造国内回帰の動きは従来の在り様から脱却する大きなチャンスだと考えています。

工場内で商品の確認をする山本さん

中山さんのプロフィール画像
中山

空気や環境に対する人々の意識の高まりを踏まえれば、エアコンや給湯製品はこの先数十年、いや、未来に渡って世界から必要とされるプロダクトであるでしょうし、それはそのまま私たちの事業が求められ続けることを意味します。製造国内回帰による生産設備の増設などを契機として、これからキャリア入社を果たされる生産技術者の方々とともにDXや IoT、物流自動搬送といった効率化をより果敢に推進していきたいと思っています。

技術者としてモノづくりの醍醐味を感じ、成長する喜びを感じてほしい

左から笑顔で商品の前に立つ、山本さんと中山さん

中山さんのプロフィール画像
中山

空質空調社という新たな会社に生まれ変わり、トップ自らが中長期的な視点を持って大規模投資を行う重要性を発信し続けており、現場を後押ししてくれているのは我々にとってとても心強いことです。今回の投資は決して製造国内回帰のみを目的とした一次的な取り組みではなく、未来に向けてこの事業の成長を加速させるプロセス革新を実現し、次代を担う人材を育て、あるべきモノづくりを海外拠点へも伝承し続けていく責任を伴うものだと考えています。

山本さんのプロフィール画像
山本

そうした意味では、開発した生産設備や工法、仕組みなど、日本国内で培った経験や獲得した知見を携えて海外で働くことができる可能性は従来以上に多くなります。また、モノづくりで深く携わる「家庭用エアコン」や「エコキュート」という製品を街中で必ず目にすることができますので、自身の仕事の成果を会社以外で感じられるのは非常に大きな喜びと達成感を得られることと思います。

中山さんのプロフィール画像
中山

我々技術者はモノづくりが好きですし、関わった製品が世に出ていく喜びは何物にも代えがたいものがあります。社内でもトップクラスの規模を誇る事業で、パナソニック製品に対して多くの方に魅力を感じていただいていることを身近に実感できることは、技術者冥利に尽きる喜び、そして確かな成長実感を得るやりがいを感じていただけると確信しています。

出典:リクナビネクスト・2023年4月発行より転載

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*所属・内容等は取材当時のものです。

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