パナソニックの#はたらくってなんだろう 内定者が語る「だから、パナソニックに決めました」。〜クリエイティブ系職種内定者 清水 康平、オハロラン・セバスティアン、秋元 梨沙の場合〜

清水さん、オハロランさん、秋元さんの写真

人生100年時代。キャリアや働き方は多様化し、さまざまな選択肢が広がる今、実際に何を思い、考え、「パナソニックで働くこと」を選んだのか。2022年度パナソニック入社予定のクリエイティブ系職種内定者たちに、就職活動の様子を交えながら語ってもらいました。

2022年02月

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  • 清水 康平(しみず こうへい)

    美術研究科
    就職活動を始めた時期 大学院1年生の8月頃

    学部生時代は利便性や機能性といった物理的な面に重きを置いたインダストリアル・プロダクトデザインを、大学院では感性や体験などに目を向けた、アートの要素の強いモノやコトの制作をしていた。また、個人的に立ち上げたデザインユニットの代表も務め、制作した作品の販売も行っている。

    清水 康平さんの顔写真

パナソニックのクリエイティブワークショップに参加しようと思った、きっかけを教えてください。

昔から何かのデザインを見ると、自分だったらこうするのになと考えるくせがあって。だったら実際につくる側に回ろうと思い、クリエイターを志しました。パナソニックは、個人的にデザインがすごく好きで、たとえば美容系のひげ剃りとか、使いやすさや利便性を追求した機能美だけでなく、感性に訴えるような造形美も感じられて、素晴らしいなと思ってたんです。僕が学んでいること、そしてめざしていることが実現できる、理想に近い会社なんじゃないかと思って参加しました。

ワークショップで印象的だったことは何かありますか。

ワークショップで僕が提案したものが、結構アートに寄ったものだったんです。それで、最終プレゼンの時に「これは商品というよりアートだね」という感想をいただいたりして。「伝わらなかったか」と少しへこみそうになったのですが、役員の方のひとりに「これ、このままミラノサローネ(イタリア ミラノで開催される世界最大規模の家具見本市)に出せそうだね」と言っていただけて。その方は、デザインの世界で憧れの方でもあったので、認めていただけたことがすごく嬉しかったのを覚えていますね。

「クリエイティブ系職種採用」に応募しようと思った理由を教えてください。

インターンシップでお会いしたパナソニックの社員の方の空気感が自分とすごく合っているなって感じたことです。あと、面談したい社員の方を自由に選ぶことができたり、学生のみで会話できるブレイクアウトルームを常設してくれたり、あとリラックスを促すアイスブレイクとか、インターンシップのしくみが学生のことをすごく考えてつくられていたってことですね。そういった配慮が嬉しかったですし、何より参加したインターンシップのなかでいちばんたのしかったので応募しようと思いました。

就職活動において悩んだことはありますか。
あるとすれば、それをどのように解消しましたか。

実は大学の時に、一度就職活動をして他の会社に内定もいただいていたんです。それをお断りして大学院に進学したので、自分がちゃんと納得するところに行かないといけないというプレッシャーを勝手に感じていました。だからすごく不安で。それを解消するために、落ちても仕方ないと思えるくらい努力する。落ちた時のことは落ちた時に考える。そう決めて活動していました。完璧にはできていませんでしたが、それでも結構リラックスして取り組めたと思います。

最終的に、パナソニックに決めた理由はなんでしょうか。

インターンシップや面談で社員の方たちにお会いした時に、こういう人たちがいる会社ならずっといたいなって思ったことが大きな理由ですね。あと内定をいただいたあと、他の内定者たちにも会ったのですが、みんなが全く違うタイプだったんです。性格もそうですがインターンシップでの提案も全然違っていて。それがすごく魅力的でした。そういったところでパナソニックという会社の多様性や柔軟性が感じられたことも理由のひとつです。

パナソニックでどんなことを実現したいですか。

僕自身は、最初プロダクトデザインをやるつもりで、パナソニックを受けたんですが、途中の面談で「清水さんはデザインコンサルティングに向いていると思う」って提案されて。その時はびっくりしたんですけど、学生時代に自分がやってきたことや好きなことを考えたら、確かにそっちの方が自分の強みも活かせそうだなって。だから入社後はまず、デザインコンサルティングの経験をしっかり積んで、それからパナソニックの新しい要素を創り出せる人のひとりになっていきたいなと思います。

プロフィール

  • O'HALLORAN Sebastian (オハロラン・セバスティアン)

    美術学部
    就職活動を始めた時期 大学3年生の2月頃

    オーストラリア出身。両親の影響で子どもの頃からデザインに強い興味を持っていた。10歳の時にはモバイルアプリの開発を開始。17歳の時に短期留学した日本を気に入り、その後日本に再び留学し美大に入学した。

    オハロラン・セバスティアンさんの顔写真

パナソニックのクリエイティブワークショップに参加しようと思った、きっかけを教えてください。

私はオーストラリア出身なのですが、子どもの頃から家のなかにパナソニックの商品がいっぱいあったんです。「ジャパン」という遠く離れた国のものが、こうやって自分たちの生活に影響を与えているというのが不思議で、ずっと興味を持っていました。その後、日本に留学したのですが、大学の2年生の時にパナソニックが大学で実施していたワークショップの説明会を偶然見つけて。参加して、社員の方にいろいろお話しを聞かせていただいたのですが、その方のオーラというか、熱意だったり、親切さにすごく感動してしまったんです。それで、クリエイティブワークショップへの応募を決めました。

ワークショップで印象的だったことは何かありますか。

説明会の時もそうだったのですが、パナソニックの社員の方の熱心さや距離感の近さが、すごく自分に似ているなって思いました。それに人を大事にするというカルチャーもすごく感じました。就職するなら、やっぱり自分の性格っていうか個性や価値観に合う会社に入って、一緒に働きたいと思える人たちと働くことがいちばんだと思っていたので、「ここがその会社かも」って思っていました。

就職活動において悩んだことはありますか。
あるとすれば、それをどのように解消しましたか。

日本の企業が、外国人を本気で受け入れてくれるのかという心配はありました。ダイバーシティを掲げている企業は多いですが、データを見る限り、あまり変わっていないようにも思えて。言葉の壁や、文化の壁もあるのも理解しています。それでも日本の企業に入りたいと思っていたので、私の言葉に本当に共感してもらえるかという心配はありました。でも、パナソニックのインターンシップに参加してみたら、みんなすごくフランクで。自分の考えや想いをすごく知ろうとしてくれていると感じました。それで、安心できたところはあります。

最終的に、パナソニックに決めた理由はなんでしょうか。

ひとつは、パナソニックの社員の方の親身さです。自分の性格とすごく合っていると感じたことが大きいですね。あとは仕事の幅にも魅力を感じました。生活のあらゆるところを業務領域としているパナソニックなら、他にはないチャレンジができますし、それがデザイナーとしての成長にもつながると思ったからです。

パナソニックでどんなことを実現したいですか。

デザイナーとして、本当に社会や世界を変えるものを生み出したいと思っています。まずはビューティ系の家電を担当することになりそうだと聞いていますので、今まであまり接してこなかった分野への挑戦をたのしみながら、多くのお客さまを美しくするお手伝いをしていきたいと思っています。

プロフィール

  • 秋元 梨沙(あきもと りさ)

    法学部
    就職活動を始めた時期 大学3年生の7月頃

    大学では、自分が最も興味がないものを学んでみようと思い法学科へ。身近な生活環境における公害や環境汚染の問題を法的な視点で学んだ後は、墓地に焦点を当てて法律を研究したり、銀座の街づくりについて学んだりしている。

    秋元 梨沙さんの顔写真

パナソニックのクリエイティブワークショップに参加しようと思った、きっかけを教えてください。

将来、「日常のなかにあるワクワクする瞬間をつくるような仕事がしたい」って思っていたので、パナソニックのワークショップにはそのヒントがあるんじゃないかと思い応募しました。あと、海外旅行に行った時に改めて日本のモノづくりってすごいんだと知って、自分も関わりたいって思っていたことも理由のひとつです。

ワークショップで印象的だったことは何かありますか。

まず参加してくださった社員の方の数に驚きました。学生5人に対して確か15人くらい来てくださって。すごく手厚いなと思いました。あとは合間での雑談の時も、自分たちと同じ目線で話してくださっていたのが印象的でしたね。とにかく密度の濃い2週間で、すごくたのしかったです。

「クリエイティブ系職種採用」に応募しようと思った理由を教えてください。

人の感情や感覚にアプローチするような仕事をしたいと思っていたからです。最初は、それができるのはマーケティングだと考えて会社を探すなかで、パナソニックがクリティティブ系職種の募集していることを知って。調べれば調べるほど「これが私のやりたいことだ」って思えてきて。しかも文系出身でも、1年目からマーケティングの仕事に関われるとあったので、まったく知らない分野でしたが、思い切って受けてみようと思いました。

就職活動において悩んだことはありますか。
あるとすれば、それをどのように解消しましたか。

悩んだというか、自己分析というか自分を理解することが難しかったですね。なので「この仕事ってたのしそう」とか「私には向いてない気がする」など、瞬間的な感情を書き留めておいて、どうしてそう思ったのかを考えることを繰り返していました。あと、今は情報社会というか、本でもネットでも就職活動の情報があふれ過ぎているので、ひとつの情報を鵜呑みにしすぎないというか、自分の物差しをブラさないように気を付けていました。

最終的に、パナソニックに決めた理由はなんでしょうか。

「自分のやりたいこと」と「働き方」のバランスが、パナソニックがいちばんいいなと思ったからです。特に「働き方」の方は、ワークライフバランスもそうですし、あとは一緒に働く人も大事だと思っていました。インターンや面接でお会いした社員の方の人柄だったり、価値観みたいなところが自分に近いのかなと思えたので決めました。

パナソニックでどんなことを実現したいですか。

世界に先駆けるだけでなく、すべての人に寄り添いながら、生活のふとした場面でのワクワクや幸せをつくることに貢献したいです。今聞いているところでは配属は、パナソニックの全体のブランディングをする部署と聞いていますので、まずはそこでできることを考え、挑戦していきたいと思っています。

*記事の内容は取材当時のものです。

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