パナソニックの#はたらくってなんだろう 情報システムの力で創造していく。サステナブルなエネルギーの未来を。

情報システムでエナジー事業の成長を支え、ミッション実現への貢献を果たす

私が所長を務める情報システム革新センターは、2022年4月のパナソニック エナジー株式会社設立とともに発足した新しい組織です。車載領域におけるリチウムイオン電池、皆さんの日々の暮らしに欠かせない乾電池などを中心としたエナジー事業を通じて社会課題解決を目指す当社において、私たちは情報システムによる経営マネジメント、新ビジネス支援を機軸に社内アプリケーションやシステム構築、新規事業サポートに携わっています。

納期、コスト、性能に至るすべてにおいてお客様の期待を上回り、世の中に貢献する製品を生み出すためのシステム構築。そして、従業員が活き活きと働くことができる仕組みを支えるインフラ作りによって目指すのは、当社のミッション「幸せの追求と持続可能な環境が矛盾なく調和した社会の実現。」です。そのために、新しい組織だからこその果敢なチャレンジを実行していきたいですし、確かな兆しも現れ始めています。

最先端技術と果敢なチャレンジでグローバルに通用するインフラ構築を推進

センターの発足を契機として、現在は多様なテーマに対する積極的な取り組みを加速させています。乾電池領域ではPSI管理をはじめ、BtoC市場への新たなアプローチ方法の検討、車載電池領域では外径約46ミリの大径円筒形セル「4680」の日本国内における生産立上げプロセスやアプリケーションシステムの構築など各々をプロジェクト化し、技術・製造の現場とともに推し進めている最中です。

その大きな特長としては、未来志向の取り組みが活発に行われていることが挙げられると思います。グローバルにも通用するインフラ構築を念頭に5GやIoTといった最先端技術導入への試みを積極的に推進していますし、ビジネスプロセスを形づくる過程に対しては情報システムが持つ豊富なデータを可視化し、プロジェクトに主体的に入り込むなどこれまで以上に果敢なチャレンジが実施されています。センターのメンバーは約20名と少数精鋭ではありますが、あらゆるシーンでメンバー間の有機的な関わりが生まれる固い結束力も強みですね。

一人ひとりが主体者として、その能力を最大限発揮できる組織づくりを加速中

組織づくりにおいても、未来を見据え一人ひとりが創発的なアクションを行っています。例えば、今年度の中期経営計画は課長職を中心とした若手社員が目指すべき方向性を検討し、「情報システム革新センターとしてあるべき組織の姿」をテーマとすることが決まりました。業務はもちろん、働く環境に対しても主体者としてコミットし、5年後、10年後のあるべき姿を自らの手で形作る風土が醸成されている実感があります。

また、グローバル市場に求められる最先端の技術に触れ、確かな成長を遂げられる環境であるという自負をベースに、私たちは技術者にとってより魅力的な場の創造を目指し新たな取組みもスタートさせています。専門性や得意とする領域といった一人ひとりの特性に応じて役割や処遇などを再設計する「専門職の定義化」、社内外を問わず多様な研修への参加推進といった施策を加速させ、人材の流動化が加速する中にあっても、やはり当社で働きたいと思っていただけるような場づくりを推進しています。

『あるべき未来の創造』という無二のテーマにその情熱を傾けてほしい

現在進行中のプロジェクトにおいて円滑かつスピーディな進捗を図るためには、まだまだ多くの人材を必要としています。一定の専門性は求められますが、それよりも情熱を伴った挑戦心、コミュニケーション力、そして自分や周囲を大切にする思いを持った方にジョインしていただきたいと考えています。経験や知識などは入社後に獲得できますから心配いりません。私自身も教育学部出身で情報システムとは無縁の経歴からのスタートでしたが、現場に飛びこみ、実案件を通じて多様なノウハウを身につけてきました。

私たちの事業には、世界中のすべての人にとって欠かせないエネルギーを通して、あるべき未来を創造する使命とやりがいがあります。サステナブルなエネルギー社会、そして地球環境を子や孫の代まで残すために必要な製品づくりを情報システムによって支え、「幸せの追求と持続可能な環境が矛盾なく調和した社会の実現。」を推進する力になる喜びをともに感じたいと思っています。

出典：リクナビネクスト・2022年7月発行より転載

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＊所属・内容等は取材当時のものです。