パナソニックの#はたらくってなんだろう 私たちの電池でより良い社会を。そして、未来を。

様々な用途に対応するバッテリーパック開発を通じて世の中に貢献する使命

パナソニック株式会社 エナジー社は、乾電池、産業用電池、そして車載用電池等のBtoC及びBtoB事業を通じて豊かな暮らしと持続可能な環境が矛盾なく調和した社会の実現を目指しています。その中でシステム開発統括本部はリチウムイオン電池を組み込んだパック／モジュールの開発を担う部署になります。

私たちが開発を手がけるバッテリーパックは、実に多様な用途で使われています。環境ソリューション(家庭用蓄電池等)、データセンターや医療機器の「社会インフラ」をはじめ、スマート家電、IoTやアミューズメント端末といった「民生」、さらに電動アシスト自転車や電動モビリティ等の「動力」と幅広いフィールドをカバーし、世の中の進歩と発展に貢献しています。今後は、陸・海・空において次世代モビリティ開発の加速が予測される中で、私たちのバッテリーパックに大きな期待が寄せられるであろうことからも、開発体制の強化は大きなテーマです。

「お客様にとっての最適解を追求し続けていく」揺るぎないスタンス

現在、注力しているテーマのひとつとして挙げられるのが、社会インフラ領域における環境ソリューション(家庭用蓄電池等)やデータセンター向け開発です。顧客の利便性の高い暮らしと安全性・信頼性の両立を命題としてお客様からの要求水準も非常に高いですが、当社の技術力への確かな信頼を拠り所に世界中の大手企業からも多くの引き合いをいただいています。また、ヨーロッパや日本における電動アシスト自転車（ペデレック）市場の拡大を受けてバッテリーパック開発も非常に加速していますね。

世界中の数多くのお客様、そして多様かつ難易度の高いご要望に対する最適解の追求は私たちにとっての生命線です。「短時間で高出力を」「長く安定した出力を」など、搭載される製品によって異なる個別のご要望に応じたセルそしてパック／モジュールの開発・ご提案を行う中で、可能な限り直接伺ってお客様の声を聞くことを必須としているのは特徴的な事実だと思います。現在は時世的に直接お会いすることがなかなか難しい面もありますが、ニーズはもちろん潜在的なシーズまでもキャッチアップすることの大切さはメンバー一人ひとりにしっかりと浸透していると思います。

固有の強みは、一貫した開発体制と圧倒的な開発・技術力

お客様からの評価を踏まえて私たちの優位性を挙げるとすれば、ひとつはセル開発とバッテリーパック開発を連携して進められる点があると思います。セル開発とパック開発双方の有機的な関わりによる性能向上の実現はもちろん、電池の開発・生産に関わるすべてを体制として保持していることで、例えば製造部門とも実際の生産における組み立てやすさなどをご提案前に協議することが可能です。セルからモジュールまで一貫した開発によるコストメリットも生じますし、結果としてお客様にとってプラスαを感じていただけるご提案を行うことができるんです。

ふたつめは、従来から培ってきたバッテリーパックに関する豊富な知見と確かな開発・技術力。パナソニックというブランドあるいはネームバリューに対してご発注をいただくところからのスタートだとしても、前述したようにメリットを実感していただけるご提案、そして実際にパックが搭載された後に発揮される高いパフォーマンス、丁寧なサポート体制などを目の当たりにすることで、お客様にとって「質＝価値」という認識を持っていただくことができ、末永く続く関係へと繋がっていくことが多いですね。

「より良い社会を生み出す」一員としての責任と何物にも代えがたいやりがい

世界中で加速する環境対応、電池用途のさらなる多様化を背景に、今後はこれまで主であったセルビジネスからモジュールビジネスへと事業の核が移行していくことは間違いありません。それはすなわち、お客様から求められる要求水準がより高まり、私たちが果たす役割と責任が大きく増すことを意味します。そうした中にあってお客様、世界、そして次代から求められるものを作る喜びを感じられる方とともに成長を実現していきたいと考えています。

電源コードを繋がずに動くあらゆる製品に不可欠な電池。決して表に出ることはなくとも、世の中を支え、動かしている自負は私たちにとって大きなモチベーションです。世界の電動化に関わり、環境問題の解決にも寄与する私たちの事業には非常に大きな注目が寄せられています。自身の一挙手一投足が社会への貢献に繋がる実感、多くの人たちと連携してより良い社会を創出していく喜び。そんなやりがいがここにはあります。

ぜひ、輝かしい未来を一緒に作りませんか。

出典：リクナビネクスト・2022年4月発行より転載

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＊所属・内容等は取材当時のものです。