パナソニックの#はたらくってなんだろう 一緒に作ろうよ!世界No.1のモビリティサービスを。そして、新しいパナソニックを。

話す田辺 孝由樹さん

はじめまして、パナソニック株式会社の田辺孝由樹です。これまでパナソニックが築き、培ってきたあらゆるリソースを活用して、まだ誰も見たことが無いモビリティサービスをともに創造する仲間と出会いたい!そんな思いを語らせていただきます。

2022年03月

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プロフィール

  • 田辺 孝由樹

    パナソニック オートモーティブシステムズ株式会社
    現・インフォテインメントシステムズ事業部 事業部長

    田辺 孝由樹さんの写真

オートモーティブ社 インフォテインメントシステムズ事業部、

IVIシステムズビジネスユニットBU長、田辺です。(現在、インフォテインメントシステムズ事業部長)まず、私が何者かをお伝えすると、パナソニックの車載事業を司るオートモーティブ社の中の1事業部であるインフォテインメントシステムズ事業部にて「車載インフォテインメント・システム(IVI:In-Vehicle Infotainment)」と呼ばれる商材を担当するBUのトップを務めています。これだけではよくわからないと思うので、以降で詳しく我々のビジネスをご紹介いたします。

インフォテインメントというのは造語で、

「Information(情報)+Entertainment(娯楽)」という意味。つまり、車内空間をより上質にかつ快適に過ごすために「つながる楽しさ」を創造するというミッションを担っている事業部です。近年、「車と車」「車と人」「車とインフラ」など、「車と○○」をつなぐコネクティッド技術として『V2X』というワードが注目されていますよね?そう、私たちはスマホと連動したコネクティッドオーディオや大画面・高画質で多様な映像を楽しめるリアエンタテインメントシステム、デジタルラジオといったこれまでパナソニックが生み出し、育んできたあらゆる技術をふんだんに注ぎこんで、車や家を問わずシームレスに情報と娯楽を享受できるIVIシステムを大きな強みとして、「こうしたい」という思いにすぐに応えてくれるような車内空間の創造を目指しています。

自動車内の設備を説明する図

その先に実現したいのは、ただひとつ!

「私たちのインフォテインメント機器を活用して、世界No.1のモビリティサービスを生み出す」こと。そのための軸は2つあると思っています。ひとつは多くのユーザーから支持される強いサービスは強いデバイス無しには成し得ないという真実。世界中の誰もが知るあのブランドやこのブランドもメディアプレイヤーや電子書籍リーダーといったデバイスがあってこそ、現在のブランド価値を獲得できたわけです。そうした意味で、パナソニックは強いサービスに不可欠なデバイス領域で圧倒的な強さを持っている。それは本当に大事なポイントだと思っています。

もうひとつは、「統合コックピット」への注力。大画面ディスプレイやメーターディスプレイ、バックミラーやヘッドアップディスプレイなど、現在はそれぞれ単体で搭載されているECU(エレクトリック・コントロール・ユニット)の統合化。つまり、ひとつのユニットに収めることでソフトのアップデートが一度で可能になります。車1台につき約25~30ものECUが搭載されている現状に対して、統合ECUはこれからの自動車業界において大きな潮流になっていくはず。ケーブルを廃した車重の軽量化によって燃費や安全性の向上も図れるため、それはすなわち新たなユーザー価値の創出に直結すると思っています。

IVIシステムはいわば"車の頭脳"とも言えるわけですが、

どんなプレーヤーでも取り組めるわけでなく、すべてのデバイスに関する豊富なノウハウを保持していないとそもそも参入できない領域です。パナソニックは1930年代から車載エンタテインメント(この時代はカーラジオ)に携わってきた歴史、それによって蓄積された豊富なノウハウ、家電やデジタルAV、住空間など幅広い事業領域と事業構造の中で獲得してきた無二の技術、そして、世界中の名だたるTier1メーカーの中でもトップクラスの品質を誇っていて、その結果として世界でもトッププレイヤーの1社としての認知を獲得しているという揺るぎない強みがあります。

車道を走る車

では、どんなモビリティサービスを生み出していくのか。

それは、くらしのプロであるパナソニックならではのリソースを大いに活用した、まだ誰も見たことがないものになっていくはず。例えば、保険会社とタッグを組んで損保サービスを展開するなんてこともできると思っています。IVIシステムがドライバーの運転の仕方を検知しているから、保険料率の算定にもスムーズに活用ですよね?過疎化が進む地方の公共交通機関に私たちのインフォテインメント機器を導入して効率化を図るというアイデアもある。他にも、定額のロボットタクシーが誕生したら高齢者支援や地域経済の活性化はもちろん、排ガス削減によるカーボンニュートラル実現への貢献だって可能だと思っています。すでに行政と連携した実証実験をスタートさせているプロジェクトもあるのですが、これまでのパナソニックの知見を活用し、今までの世の中にないサービスを生み出していく使命を私たちは持っている。どうでしょうか?無限の可能性を秘めたとても面白い事業ではないでしょうか?

自動車を取り巻く状況が過去にないほどのドラスティックな変化を迎えている現在、

私たちはひとりでも多くの優秀な技術者と出会いたいと思っています。そして、私たちには自信を持って新たな仲間を迎えることができる確かな優位性が数多くあります。

・世界中の名だたるカーメーカーを顧客にビジネスを展開してきた実績
・大規模同時開発を支える万全のインフラや豊富なノウハウ、知見
・家電領域で培ってきたUI/UX、セキュリティ技術
・コックピットの基幹OSである車載AndroidとLinuxをともに押さえている事実
・来たるべき大転換時代に向けて着々と体制を築き、仲間を増やしてきたエコシステム型の開発手法

・・・挙げれば本当にキリが無いほどの強みが私たちにはある。

こうなったらいいなという世界、まだ誰も見たことがない世界を、今ここにない技術を生み出して創造していく。それは、リアルに「未来を創る」ことだと思っています。一日でも早く、車載事業の変革期に新たなチャレンジをしたいという思いを抱いた皆様と熱く語り合いたいですし、出会えることを楽しみにしています!

出典:リクナビネクスト・2021年12月8日発行より転載

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*記事の内容は取材当時(2021年12月)のものです。

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