創業者 松下幸之助の言葉

採用担当者が選んだ、
松下幸之助の言葉

創業者 松下幸之助のたくさんの言葉のなかから、
みなさんに知って欲しい言葉を採用担当者たちが選びました。

松下幸之助の顔写真

素直な心

素直な心とは、私心なくくもりのない心というか、一つのことにとらわれずに、物事をあるがままに見ようとする心といえるでしょう。そういう心からは、物事の実相をつかむ力も生まれてくるのではないかと思うのです。

出典『素直な心になるために』

選んだ理由

  • 人が成長するために大事なこと。社会人にこそ必要な姿勢。
  • 何事に対しても「素直な心」でいることが、何かに気づく大事な要素。立場や役割が変わったとしても、そこが全ての出発点になる。
  • 創業者の代表的な言葉。自分が生きる上での指針にもなっているから。
  • 就職活動ではさまざまな出来事が起こると思うが、素直な心は自分らしく乗り越えられるきっかけになると思う。

ものをつくる前に、人をつくる

得意先から「松下電器は何をつくるところか」と尋ねられたならば、「松下電器は人をつくるところでございます。あわせて電気製品をつくっております」と、こういうことを申せと言ったことがあります。

出典『松下幸之助一日一話』

選んだ理由

  • 会社にDNAとして色濃く残り、継承実践されている、私自身が入社を決めた言葉。
  • 人があっての事業。パナソニックはそれだけ人が大事で、育成する土壌があることを伝えたい。
  • ものとはつくり手の志、こだわりが表れるもの。ここで大切なものは単なるスキルや技術ではないという、パナソニックで働く人としての心構えが出ていると思う。

企業は社会の公器

根本は、その事業を通じて共同生活の向上をはかるというところにあるのであって、その根本の使命をよりよく遂行していく上で、利益というものが大切になってくるのであり、そこのところを取り違えてはならない。そういう意味において、事業経営というものは本質的には私の事ではなく、公事であり、企業は社会の公器なのである。

出典『実践経営哲学』

選んだ理由

  • 事業は社会のために行う。パナソニックの原点と言える考え方だと思う。
  • 大企業だからとおごらず、責任の大きさを感じ、愚直にビジネスに取り組むパナソニックらしい言葉。
  • 今はフリーランスという道を選ぶ人も多いが、企業に勤めるということの社会的意義を知って欲しい。

まず好きになる

商売を繁栄させたいと思えば、まず商売にみずから興味を持ち、好きになることです。好きになれば努力することが苦にならない。むしろ楽しくなる。そしてただお義理や飯のタネにするために事を運ぶというのではなく、誠心誠意それに打ちこむ。そこにこそ繁栄への一つの道があると思います。

出典『松下幸之助一日一話』

選んだ理由

  • 会社に入ると思い通りにはいかないこともあるが、まず好きになるという姿勢はパワーになる。
  • 最初は苦手だなと思うことも、実際に取り組んで突き詰めてみると、その仕事のおもしろさや醍醐味に気付けることを実感したから。
  • 自身のやりたいことが明確でない場合、好き嫌いせずに「まずはやってみる」事で得られる体験が人生の糧になると思う。

社員稼業

一つの会社の社員であっても、自分でその職業を選んだからには、"自分は社員稼業という一つの独立経営者である"という信念を持って仕事をするということである。言いかえれば、独立経営者が十人あるいは百人、千人と集まって、一つの会社をつくり事業をしているのだ、と考えるのである。そうすることによって仕事に張り合いも生まれ、面白味も加わってくるのではないだろうか。

出典『松下幸之助一日一話』

選んだ理由

  • 自分にとって誰が顧客で、どんな価値提供をしなければならないかという視点を持って行動することは、どんなビジネスに携わることになってもぶれない軸を持つことができると思う。
  • 一人ひとりが経営者としての自覚を持ち、力を合わせることで、より実現できることの幅広さや、事業の強さを生んでいるから。
  • 大きな会社でも、ベンチャーマインドを持っていることを知って欲しい。

衆知を集める

会社の経営はやはり衆知によらなければいけない、ということを申しました。何といっても、全員が経営に思いをいたさなければ、決してその会社はうまくいかないと思うのです。

出典『わが経営を語る』

選んだ理由

  • パナソニックの強み=コングロマリット。さまざまな領域のプロが社内にいるので、どんな難局も乗り越えていけることを伝えたい。
  • これこそ組織に参加する意義。パナソニックなら個人ではできない大きなチャレンジができる。
  • 自己成長のためにも、物事を適切に進めていくためにも重要な考え方だと思う。

人間はダイヤモンドの原石

人間はだれもが、磨けばそれぞれに光る、さまざまなすばらしい素質をもっている。だから、人を育て、活かすにあたっても、まずそういう人間の本質というものをよく認識して、それぞれの人がもっているすぐれた素質が生きるような配慮をしていく。それがやはり、基本ではないか。

出典『人を活かす経営』

選んだ理由

  • どんな人にも輝ける可能性が秘められている。そこに期待し、どのように磨いていくかを考えられる人が多いことがパナソニックの強み。
  • 何かにチャレンジする時は自信がなくなることも多いが、一人ひとりがダイヤモンドの原石。たとえ失敗しても自信を持って欲しい。
  • それぞれが持つ強みや個性を最大限に生かす会社であり、人材が育つ土壌があることを伝えたい。

日に新た

生成発展とは、日に新たにということ、古きものが滅び、新しきものが生まれるということである。すべてのものは絶えず動き、絶えず変わりつつある。これは自然の摂理であり、宇宙の動向である。世の中の万物は、この生成発展の原理で動かされている。したがって、われわれの経営も、この原理で支配されている。

出典『松下幸之助・経営の真髄』

選んだ理由

  • パナソニックは変わり続けるマインドがあり、どんどん新しいことに挑戦している会社であることが分かるから。
  • 常に新たな気持ちで物事にあたる事は、仕事でも私生活でも大切だと思う。
  • 現状を常に良しとせず変える事、変わる事を実践し続けて欲しいから。

成功するまで続ける

世の中はつねに変化し、流動しているものである。ひとたびは失敗し、志を得なくても、それにめげず、辛抱強く地道な努力を重ねていくうちに、周囲の情勢が有利に転換して、新たな道がひらけてくるということもあろう。世にいう失敗の多くは、成功するまでに諦めてしまうところに原因があるように思われる。

出典『指導者の条件』

選んだ理由

  • あきらめない限り、失敗にはならない。あきらめずに頑張り続けて!と伝えたい。
  • 失敗は、成功の元。簡単にできないことをやることに意義がある。
  • 失敗するとやめたくもなるし、逃げたくもなりますが、やり切る大切さを教えてくれる。

自分には自分に与えられた道がある。天与の尊い道がある。どんな道かは知らないが、ほかの人には歩めない。自分だけしか歩めない、二度と歩めぬかけがえのないこの道。(中略)道をひらくためには、まず歩まねばならぬ。心を定め、懸命に歩まねばならぬ。
それがたとえ遠い道のように思えても、休まず歩む姿からは必ず新たな道がひらけてくる。深い喜びも生まれてくる。

出典『道をひらく』

選んだ理由

  • 逆境であっても歩みを止めないことの重要さ。
  • 自分らしい、自分にしか歩めない道を歩み切るために、何度も立ち返ってしまう言葉。
  • これから進むべき道のために、これまでに歩んできた道をしっかり振り返るのも大切なことだと思うから。

事業は人なり

いかに立派な歴史、伝統をもつ企業でも、その伝統を正しく受け継いでいく人を得なければ、だんだんに衰微していってしまう。経営の組織とか手法とかももちろん大切であるが、それを生かすのはやはり人である。

出典『実践経営哲学』

選んだ理由

  • パナソニックがいかに働く人を、そして育てることを大事にしているかが分かる言葉だから。
  • どんなに素晴らしいしくみやシステムも、最終的には、それを行う人に尽きる。
  • 事業の根本は個の人間であり、それぞれの意識の持ち方であることを社会人になって痛感している。

熱意が道をきりひらく

仕事の上の熱意がなかったらお豆腐みたいなものです。人間はなんといっても熱意です。みなさんが習った技術、知識というものも熱意があればぐんぐん生きてきます。

出典『社員稼業』

選んだ理由

  • 熱意は、夢の実現や、困難に打ち克つ力を与えてくれる。
  • 一見無謀に見えたり、非論理的であっても、熱意こそが人を動かし、仲間をつくり、ひとりではできないことを実現させてくれると思う。

自己観照

自省の強い人は、自分というものをよく知っている。すなわち、自分で自分をよく見つめているのである。私はこれを"自己観照"と呼んでいるけれども、自分の心を一ぺん自分の身体から取り出して、外からもう一度自分というものを見直してみる、これができる人には、自分というものが、素直に私心なく理解できるわけである。
こういう人には、あやまちが非常に少ない。

出典『その心意気やよし』

選んだ理由

  • 自信は何かを推進する時に大きな武器ではあるが、自信と勘違いは紙一重。他者視点は大切だと思う。
  • 社会人生活が長くなればなるほど、注意してくれる人も少なくなっていく。自己の成長のためにも、この客観的な視点は大事にしたい。

雨が降れば傘をさす

経営者たるものは、すべて天地自然の理法に基づいて行動しなければならない。これは何もむずかしいことを言っているのではない。たとえば雨が降ったら傘をさすということである。

出典『松下幸之助一日一話』

選んだ理由

  • 当たり前のことを当たり前にすることの大切さと大変さを表しているから。
  • 個人の仕事において困難や行きづまりを感じたりすることがあるが、その時には、立ち向かうのでなく、よければいい。それが知恵だと教えてくれる。

任せて任せず

こういう仕事をやりたいと思っている人にその仕事を任せる、ということがいいのではないかと思います。(中略)任せてはいるけれども、絶えず頭の中で気になっている。そこでときに報告を求め、問題がある場合には、適切な助言や指示をしていく。それが経営者のあるべき姿だと思います。

出典『経営のコツここなりと気づいた価値は百万両』

選んだ理由

  • リーダーのあるべき姿。これからもこの姿勢は大切にしていきたい。

道は無限にある

常にみずから新しいものをよび起こしつつ、なすべきことをなしていくという態度を忘れてはならないと思います。お互いが、日々の生活、仕事の上において、そういう心構えをもちつづけている限り、一年前と今日の姿にはおのずとそこに変化が生まれてくるでしょう。(中略)こう考えれば、まさに"道は無限にある"という感じがします。

出典『道は無限にある』

選んだ理由

  • 迷いがある時も、なすべきことをなしていれば必ず道はある。そう前向きになれる言葉だから。

共存共栄

自分の会社だけが栄えるということは、一時的にはあり得ても、そういうものは長続きしない。やはり、ともどもに栄えるというか、いわゆる共存共栄ということでなくては、真の発展、繁栄はあり得ない。

出典『実践経営哲学』

選んだ理由

  • パナソニックはより良い社会づくりに影響力を持つ企業であり、そのような企業で活動することのやりがいを知って欲しい。

好況よし、不況さらによし

非常にいい経営のもとに、いい人が育っている会社や店は、好景気にはもちろん結構ですが、不景気にさらに伸びるというわけです。そういう会社、商店は好景気によし、不景気にさらに伸びる、ということにもなるわけです。

出典『道は無限にある』

選んだ理由

  • 先が読めない状況が続く今だからこそ、大切にしたい言葉。

お客様大事

よく昔の商人は「お客さまの家の方には足を向けて寝ない」というほどの感謝の気持ちで客に接したといいます。そうすると、そういうものがおのずと客にも伝わり、同じ品物でもあの店で買おうということになって、両者の心が通い、社会全体が潤いのあるものになってきます。

出典『松下幸之助一日一話』

選んだ理由

  • 大きな組織や関係者が多くなればなるほど忘れがちだが、ここを見失ってしまうとすべてうまくいかなくなると思うから。
  • 入社直後とにかく聞かされ続けた言葉。迷った時に立ち返ると、自ずと答えが出たりする不思議な言葉。

生産者の使命

生産者の使命は貴重なる生活物資を、水道の水の如く無尽蔵たらしめることである。いかに貴重なるものでも、量を多くして無代に等しい価格をもって提供することにある。
われわれの経営の真の使命はまさにここにあると思うのである。

出典『松下幸之助一日一話』

選んだ理由

  • 松下幸之助の経営理念の根幹(と、私は勝手に思っています)。メーカーで働くことに誇りを持たせてくれる言葉。
  • 利益を生むことよりも社会へのお役立ち、価値提供というものをめざしている会社であり、人生をかける価値のある会社であることを伝えたいから。

世間は正しい

"世間は神の如きもの、自分のしたことが当を得ていると、世間は必ずこれを受け入れてくれるにちがいない"という考えに行きついた。
正しい仕事をしていれば悩みは起こらない。悩みがあれば自分のやり方を変えればよい。

出典『松下幸之助一日一話』

選んだ理由

  • この言葉は、マーケティングの基本。否、仕事の基本である。徹底的な顧客視点、他者視点に立ち返る大切さに、改めて気付かされる。

給料は社会奉仕の報酬

給料も働くことの一つの目的ではあろうが、もっと大事なことがあると思う。
それは自分の仕事を通じて、あるいはそのつとめた会社商店を通じて、社会に尽くしていくということである。(中略)仕事を通じて社会に奉仕貢献していくことの報酬として給料というものが与えられるとも考えられる。

出典『経済談義』

選んだ理由

  • 私が就職活動をしている時、パナソニックだけがこのような考え方を持っていて、存在意義のある会社だと感じたから。

自主責任経営

経営のやり方というものは無限にあるが、その一つの心がまえとして自力経営、自主経営ということがきわめて大切である。つまり、資金であるとか、技術開発その他経営の各面にわたって、自力を中心としてやっていくということである。

出典『実践経営哲学』

選んだ理由

  • 自分自身がどう考え、どうキャリアを積んでいくのか、どうなりたいのか、どうしたら実現できるのか。これからの激動の時代に生きていく学生の方にこそ知って欲しい考え方だから。

鳴かずんばそれもまたよしホトトギス

ぼくはね、何ごとでも、何かにこだわっていたら、うまくいかないと思っています。だから、ぼくならこういう態度でありたいですね。「鳴かずんばそれもまたよしホトトギス」。つまり、自然の姿でいこうというわけですよ。

出典『人生談義』

選んだ理由

  • 何事にもとらわれず、物事をあるがままに受け入れるものの見方や考え方は、どのような時にも大事にして欲しいから。
  • 個性の尊重という考え方は近年であれば当たり前だが、創業者が数十年前からこのような思想を持っていたことに誇りを感じる。

志を立てよう

志を立てれば、事はもはや半ばは達せられたといってよい。
志を立てるのに、老いも若きもない。そして志あるところ、老いも若きも道は必ずひらけるのである。

出典『道をひらく』

選んだ理由

  • ダイバーシティ観点、グローバル観点が入っていて、他責にしない責任感を感じる言葉。何より自分を鼓舞できる言葉だと思う。

時を待つ心

時を得ぬ人は静かに待つがよい。大自然の恵みを心から信じ、時の来るを信じて、着々とわが力をたくわえるがよい。着々とわが力をたくわえる人には、時は必ず来る。時期は必ず来る。

出典『道をひらく』

選んだ理由

  • 一生懸命に頑張っていても、なかなか成果が出ないこともある。そんな時も焦らず慌てず、力を蓄えながら待つという心の余裕や穏やかさを与えてくれる言葉だから。