Panasonic HR Feed テスラのパートナーとして、世界最高水準の車載電池で世界を変える

パナソニックロゴの前に立つ高本 泰明さん

自動車の電動化は産業構造を一変させ、産業革命以来のパラダイムシフトをもたらそうとしています。そんななか、世界のEV(電気自動車)市場を牽引している米国テスラのリチウムイオン電池供給における最大のパートナーとして、世界最高水準の性能と品質を実現しているのが、パナソニックの「テスラエナジー事業部」です。今回、さらなる事業展開を進めるにあたり、幅広いポジションで人材を募集。テスラエナジー事業部が描く未来や、そのために必要としている人材について、同事業部の事業部長である高本泰明氏にお話を伺いました。

プロフィール

  • 高本 泰明

    パナソニック株式会社 テスラエナジー事業部

    事業部長

    高本 泰明さんの顔写真

世界最高峰の電池技術で、テスラのEV事業を支える

はじめに、テスラエナジー事業部が担っている役割について教えてください。

テスラエナジー事業部は、世界でいま最も注目を集める企業の一つである、テスラに対し、リチウムイオン電池を提供している事業部です。パナソニックの100年以上になる歴史のなかでも、お客様の名前を冠し、一つのお客様のためだけに作った事業部というのはこれまで例がないでしょう。

もともとパナソニックでは、二次電池事業部という部門でEV向けリチウムイオン電池の開発・製造を担っていましたが、実際にテスラとビジネスを始めてみると、その成長スピードや規模感はまるで桁違いでした。「ディスラプター」(創造的破壊者)の代表格であるテスラに対して、ぴったりと整合して成長していくには、これまでの二次電池事業の延長線では立ち行かない。そこで、テスラエナジー事業部として事業を独立させたわけです。

それだけ格別な対応をとって事業に臨んでいるのは、テスラの最高経営責任者、イーロン・マスクの掲げる「持続可能なエネルギー社会へ世界の移行を加速する」というミッションに共感したためです。彼らが目指していることは、最先端の電池がなければ実現できません。そして、最先端の電池は私たちにしか実現できないものだという自負があります。だからこそ、パナソニックはテスラの協業パートナーとして、ともに社会を変えていこうとしているのです。

パナソニックのなかでも、テスラエナジー事業部が課されているミッションについてお聞かせください。

2019年に私が事業責任者として、社長の津賀から直接課されたミッションは3つあります。1つ目が、立ち上がり期の混乱にあったこの事業を、まずは安定させるため「収益が出る事業部にする」こと。2つ目に、「『テスラ事業』としての、ビジネスモデルを確立する」こと。そして3つ目が、このテスラ事業から「パナソニックを変える」、つまり、コツコツと安定して既存事業を伸ばしていくカルチャーから、挑戦し、変化し続ける会社への脱皮を図ることでした。

パナソニックの変革における、先兵となる人材と事業をここから生み出す。そこにこそ、圧倒的なスピードで成長し続け、社会に大きなインパクトを与えて変革を起こしているテスラと、私たちがビジネスをする意義があるのだと考えています。

パナソニックがテスラから選ばれる理由は、どういったところだとお考えですか。

それは、「エネルギー密度」と「安全性」を世界最高水準で両立できるという、業界で抜きんでた技術力にあると思います。以前からパナソニックは業界のなかで常に、世界最高水準のエネルギー密度を実現させてきました。これからEVが本格普及していくには、この世界最高のエネルギー密度をさらに進化させると同時に、安全性も保たなければなりません。

これは実は二律背反で、エネルギーを単に詰め込むだけ詰め込むのは誰でもできますが、安全性を保ちながら詰め込むというのは、すさまじく難度が高いことです。長きにわたり、この領域で絶対的なポジションを確立してきたパナソニックだからこそ、最先端かつ最高水準の電池を実現できるとテスラに期待していただけているのでしょう。

変革期は第2章へ。世界市場を視野に、「持続可能な社会」への道を切り開く

実際にテスラとの事業は、どのような信頼関係のもとで行われているのでしょうか。

歴史的には、テスラが会社を設立したときの最初の電池供給主体は、のちにパナソニック傘下となった三洋電機でした。また、テスラのEVが飛躍するきっかけとなった「Model S」では、ベンチャー企業であるテスラに対し、パナソニックが真っ先に電池提供を実施。EVの黎明期から関係性を築き、商品開発においても密に連携し、完全に二人三脚で歩んできた実績があります。

私自身、現在ネバダ州にある、テスラ所有のギガファクトリーにおりますが、パナソニックの専有面積は工場全体の7割となっています。そこでは両社間の隔たりはなく、文字通り自由に行き来がされており、垂直統合なビジネスモデルが実現できています。単に技術的な話にとどまらず、ビジネスの進め方においてもコミュニケーションを図り、一電池メーカーとしてではなく「パートナー」として物事を進めていける点は、競合他社との決定的な違いといえるでしょう。

テスラエナジー事業部は現在どのようなフェーズにあるのでしょうか。

私たちはテスラとともに、世界の自動車産業のあり方を変え、EV化をはじめとする、電動化の流れをつくってきました。それがいわば、変革期の第1章だったといえます。そしていま、EVの本格普及に向けた動きがいよいよ加速する、第2章に突入しています。これからが非常に面白いフェーズだといえるでしょう。

たとえば、これまで敬遠されてきた「円筒型」のリチウムイオン電池の価値が見直され、世界中の自動車メーカーから注目を集めるようになっています。というのも、車載リチウムイオン電池において、旧来の自動車メーカーは技術的に取り組みやすい「角型」を主流としているのですが、テスラだけは「円筒型」を支持し、選んできました。「円筒型」はより高容量化ができ、容量当たりの生産コストも格段に圧縮できるからです。

一方で技術的課題も多く、以前は「円筒型」によるEV化は無謀なことだと見る向きもありました。しかし、パナソニックが持ち前の技術力で数々の難題に応え続けたこと、テスラがマーケットリーダーとして世の中を実際に変えたことで、その概念はガラッと変わりました。近年では、世界中の自動車メーカーから「円筒型」のリチウムイオン電池についての問い合わせが殺到するようになったという状況です。

テスラエナジー事業部が目指すビジョンについてお聞かせください。

私たちはいま、テスラとの事業をベースにしながら、新たなフェーズへ踏み出しています。たとえば、2020年11月にノルウェーの石油企業であるエクイノール、アルミ精錬企業であるハイドロと、欧州電池市場における事業展開の実現可能性を評価するための戦略的なパートナーシップに関する覚書を交わしました。

欧州では2050年までに、「ネット・ゼロ・エミッション(実質排出量ゼロ)」へ移行するために電動化が不可欠だとし、特に需要が急速に高まっている交通の分野では、電池が重要な役割を果たすといわれています。ノルウェーのなかでトップ企業といわれる彼らとの協業を通して、欧州市場における電池事業の可能性を広げるとともに、持続可能な社会への道を切り開いていきたいと考えています。

前例のない産業転換に挑み、社会に大きなインパクトをもたらす

工場の航空写真

米ネバダ州の電池工場「ギガファクトリー」

テスラエナジー事業部だからこそ得られる仕事の醍醐味とは、どういったところでしょうか。

私は1993年の入社以来、デバイス事業に長く携わるなかで、世界中のありとあらゆる業界やお客様に向き合い、さまざまな規模の産業転換を見てきました。しかし、現在テスラとともに手掛けている「自動車の電動化」という産業転換は過去に例がなく、おそらく今後もなかなか起こりえない規模の変革だと実感しています。加えて、今後は車に限らずあらゆるものが電動化に向かい、変革の規模は急速に拡大していくのは間違いないでしょう。

こうした大きな変革の最前線に立ち、まさに当事者として社会にインパクトをもたらし、「社会課題を解決していく」というダイナミズムを味わえる。これこそがまさに醍醐味といえます。

同時に、テスラのイーロン・マスクの情熱に触れて改めて痛感するのは、生半可な気持ちや取り組み方では社会を変えられないということ。「世の中をより良く変えていく」という強い気持ちを抱きながら、ときに不可能とも思えるような難題にも徹底的に食らい付いていく、執念にも似た覚悟が必要なのだと私自身思っています。

いま、この事業部の一員に加わる意義は、どのような点にありますか。

まず、業界の最前線で歴史に残るような変革に参画できる、ということがいえます。かつての半導体やフラットディスプレイのように、技術力で世界一といえるものは、国内ではもはや電池のほかにほとんどありません。その最先端を走っているのがパナソニックなのです。社会を変えるなら、これ以上に良い環境はないでしょう。

実際、自分がやっていることが本当に、持続可能な社会をつくることに直結する環境にありますので、大きな使命感や達成感が得られるはずです。

また、テスラエナジー事業部を担う私たち自身が、パナソニックという会社を変えるトリガーとなれる点も特筆すべきことでしょう。たとえば、テスラには「クレイジーなことをかっこいいと認め合う」マインドが浸透しています。「地道にコツコツ成果を積み上げる」という日本企業らしい良さに、このアグレッシブな強みを融合して、グローバルでのまったく新しいカルチャーをつくっていく。これから参画される方のお力も借りながら、パナソニックという組織やマインドセットを変革していきたいと考えています。

歴史に残る変革の一翼を担う、ここでしか味わえない経験

電池を生産する様子

テスラエナジー事業部は、どういった人材を求めているのでしょうか。

職種を問わずに共通するマインドセットとして、大きく3つあります。1つ目が「フロンティアスピリット」。未開の領域に挑戦してみたい、社会をより良く変えたいという気持ちがベースにあり、私たちの「事業部を、会社を、社会を変えたい」という熱意に賛同してくれる方を必要としています。未開の領域への挑戦というのは、将来が見通せないことでもあります。難題も多いものですが、そうした局面でも気後れせず「どうしたら解決できるか」を徹底的に考え抜ける。むしろ、そういった環境をエキサイティングな場として楽しめるようなマインドの方は、大歓迎です。

2つ目に「とがった専門性」を持ち、一芸に秀でたい、その分野でトップになりたいというマインドがある方です。私たちはいま、すさまじい勢いで事業を拡大しようとしているので、事業を構成するありとあらゆる職能の人を求めています。そのような場で、自らが持つスキルを最大限活用して、究めていこうという気概のある方に参画いただきたいですね。

そして3つ目が、「グローバルなマインドセット」です。テスラエナジー事業部が相対するお客様は米国におり、今後の事業展開で対応していくのも基本は海外企業となります。そうした環境を苦にせず、むしろグローバルな環境でこそ働きたいという方や、異なる価値観を柔軟に受け入れて対応できる方を求めたいと考えています。

最後に、この記事をご覧の方へ、メッセージをお願いします。

私たちがパートナーとして相対するテスラには、「イーロン・マスクと本気で世界を変えてやる」という気概に満ちた、米国のトップエリートが集まっています。彼らと伍して働けることは、今後のキャリアにおいても貴重な経験となるに違いありません。

もちろん、私たちが手掛けているのは、これまでに例がない規模の産業転換ですから、その分、困難も大きなものになるでしょう。しかし、100年に一度と呼べる産業の激動期を、ど真ん中で体感し、歴史に残る変革の一翼を担えることは、一生のなかで何物にも代えがたい経験となる。これだけはお約束します。

出典:ビズリーチ 公募ページ「パナソニック株式会社」(2021年4月1日公開)より転載
https://www.bizreach.jp/job-feed/public-advertising/nlxn3wc/

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*所属・内容等は取材当時のものです。

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