Panasonic HR Feed 「電子デバイス」を通じて、グローバルな社会課題の解決に貢献する

腕を組む高向さん  ©BizReach

次世代の快適・便利な世界を実現する「電子デバイス」を目指す
車の自動運転や工場の省人化、通信の5G化といったモビリティー・産業インフラの発展を加速するには、ありとあらゆる電子機器に組み込まれる「電子デバイス」の性能向上が大きなカギを握ります。今回、パナソニックにおいて電子デバイスの開発を担うインダストリアルソリューションズ(IS)社デバイスソリューション事業部が、プロフェッショナル人材を募集。デバイスソリューション事業部は今、どのような事業戦略やビジョンを掲げて開発を進めているのか。そして今必要としているのはどんな人材なのか、同事業部の高向芳典氏にお話を伺いました。

プロフィール

  • 高向 芳典

    パナソニック株式会社 インダストリアルソリューションズ社 デバイスソリューション事業部
    技術開発センター デバイス開発部 部長

    高向 芳典さんのプロフィール写真

企業、ひいては社会課題の解決に必要なデバイスを開発する

はじめに、今回募集するデバイスソリューション事業部の概要とミッションを教えてください。

私たちの事業部は、電子部品のなかでも代表的なLCRデバイスをつくっているほか、自動車の車両制御などに用いられるセンサも手掛けています。

組織的には、大きく4つのビジネスユニット(BU)から成り立っています。「車載キャパシタソリューションBU」ではアルミキャパシタやフィルムキャパシタ、「電子制御ソリューションBU」ではパワーインダクタやチップ抵抗、「サーマル・ノイズソリューションBU」では導電性キャパシタや電気二重層キャパシタ、「センサソリューションBU」ではジャイロセンサや赤外線センサ、圧力センサといったデバイスの開発・生産を行っています。

車載向けからサーバー・基地局などの産業向け、パソコンやスマートフォンなどのICT機器向けまで、製品群は極めて幅広いですね。お客様の価値につながる電子部品を生み出し、お客様の困りごとを解決するとともに、それによって次世代の快適・便利な世界を実現していく。それが私たちのミッションです。

拠点数も多く、グローバルに展開されているのも特徴だそうですね。

はい。国内だけでも北海道から九州まで11拠点、海外にも中国・アジア・欧州に9つの拠点を設けており、それぞれ担当の製品の開発・生産を進めています。ここ2~3年ほどの短期的なスパンでお客様から求められる製品については、各拠点で開発から生産まで一貫して、スピーディーに行っています。

一方で、5~7年先の中長期的に必要とされる製品や、これまでの延長線にない全く新しい製品の開発は、私が現在所属している、大阪府門真市の技術開発センターで担当しています。その他にも、パナソニック本社のテクノロジー本部や、インダストリアルソリューションズ社の技術本部でも先行的なデバイス開発を行っており、連携しながら開発を進めています。また、各拠点で行っている開発に横串を刺して技術や情報の共有を進め、開発効率を上げるのも技術開発センターの仕事です。

「良いデバイス」なだけではない。コスト・数量・デリバリーも徹底する

対談中の高向さん ©BizReach

デバイスソリューション事業部では現在、どのような点に注力して、事業戦略を進めているのでしょうか。

現在は、大きな成長が期待される「車載」と「産業インフラ」の分野において、業界トップクラスのお客様に価値を提供できるデバイスをつくることに特に重点を置いています。車載だと自動運転、産業インフラだと5G通信がターゲットになりますね。

2030年くらいまでのグローバルな社会課題、例えば高齢化、環境、省資源といったものを思い描きつつ、さまざまな課題を解決するためにお客様が必要とするデバイスを突き詰めながら開発を進めています。

自動運転を実現するうえでは、今後、車によりたくさんのコンピュータが搭載され、「車のコンピュータ化」が進んでいくでしょう。従来のパソコンは会社や家の中で使われることが一般的で、3~5年のサイクルで新しいモデルに替わりますが、車載の場合は勝手が異なります。例えば、屋外の寒暖差が激しい過酷な環境下でも使われるようになるため、回路に用いられるデバイスにもそれに耐えられるものが求められます。さらに、物流ドライバー不足を解消するため、配送などに自動運転の車が利用され、24時間365日同じルートを走り続けるといった世界が実現すれば、ますます高い耐久性が要求されます。

一方、5Gの基地局やサーバーだと、扱うデータの量が大きくなり、その分、発熱も大きくなります。そうなるとデバイスもその熱に耐えられなくてはなりません。また、基地局やサーバーはインフラですので、これも24時間365日稼働し続けなくてはならず、万一ストップしてしまえば社会に大きな損害をもたらすため、デバイスにもより高度な信頼性が求められるでしょう。

こうした観点から、将来必要とされるデバイスのロードマップを、事業部やIS社の営業・マーケティングのメンバーとともに描いてお客様に提案。そしてそこで得た情報をフィードバックしてさらにロードマップの精度を上げ、その実現に向け日々、新製品の開発を推進しています。

そうした開発を進めるうえで、デバイスソリューション事業部の「強み」はどのような点にあるとお考えですか。

「源泉の工程」を内製している点にあるのではないでしょうか。デバイスの材料や部品を全てサプライヤーから買ってきて組み立て・製品化するビジネスモデルなら、他社も同じことができます。しかし当社の場合、本当に重要と思うものについては、材料や部品はもちろん、生産設備まで内製し、独自性を持たせるとともに、製品の仕様やスペックに反映させることもできます。これは他社には容易にまねできない点だと思いますね。

今後、より注力していこうと考えていることがあればお聞かせください。

お客様のニーズに合った高品質のデバイスをつくるのは大前提として、今後は品質だけでなく、コストや数量に対する要望にもきめ細かく対応していかなくてはならないでしょう。例えば、5Gの基地局で世界中をネットワークで結ぶとなった場合、その基地局に必要なデバイスを「10万個はつくれるが、1億個はつくれない」となってしまっては、ネットワーク構築は実現できません。

単に「良いデバイス」をつくるだけでなく、コスト・数量・デリバリーを全てパッケージにして、お客様が必要なときに必要な量を、必要な場所に、安定して供給できる体制をグローバルに構築する。お客様の最高のパートナーとなるため、その点をいっそう追求していきたいと考えています。

大事なのは、「今までと違うやり方」に挑戦し、楽しめるかどうか

対談中の高向さん ©BizReach

デバイスソリューション事業部で仕事をするなかで、高向さんはどういったところにやりがいを感じていますか。

私たちは常日頃、自動車や自動車部品、通信インフラなどの業界トップクラスのお客様とお付き合いをさせていただいています。これは、私たちの提案次第で、世界中で高いシェアを占める商品に使われるデバイスを自らの手で開発できるということ。同時に、社会が抱えるさまざまな課題に対し、自分たちの技術を役立てられる可能性が大きく広がるともいえるでしょう。仕事を通じて、企業はもちろん、社会にも大きな影響を与えられる点は、大きなやりがいですね。

また、特定の系列に組み込まれている電子デバイスメーカーと異なり、パナソニックのデバイスソリューション事業部は世界中の企業がお客様です。電気が流れるものを扱う企業には全て、私たちのデバイスを提案できる。このスケール感と自由度の高さも当社ならではの魅力です。

一方で、業務のなかで難しさを感じるのはどういった点でしょうか。

新しいものを次々と生み出していかなければならないことですね。今つくっている最新の製品も、いつかは必ずコモディティー化します。中国や東南アジアなど人件費が安い国の競合他社に同じものをつくられてしまったら、コスト的に厳しい戦いを強いられます。そうならないよう、常に競合他社の先を行く付加価値の高いデバイスを、お客様に継続して提案・開発していくことが欠かせません。

自分の意見を臆せず発信し、組織に新しい視点を持ち込んでほしい

笑顔の高向さん ©BizReach

現在、デバイスソリューション事業部ではキャリア人材を積極的に募集しているそうですが、どういった人材を求めているのか教えてください。

もちろん、デバイス開発の経験をある程度積まれてきた方に来ていただきたいのですが、特に重視したいのはマインド面です。世の中が大きく変化するなかで、今までと違ったやり方に積極的にチャレンジし、それを楽しめる方。例えば、「こうやりなさい」と言われたことを忠実に守る方よりも、課題に対して少しでも自分のアイデアを組み込めないかと試行錯誤し、新たな取り組みを実行できる方のほうが即戦力として活躍できると思います。

また、私たちが現在進めている開発などのアプローチについて、「もっとこんなふうに工夫できるのではないか」と感じることがあったら、遠慮せずにどんどん指摘してほしいですね。臆せずに自分の意見を発信し、組織に新しい視点を持ち込んでくれることを期待しています。

パナソニックのデバイスソリューション事業部で働くからこそ得られるキャリア価値の観点では、どんな魅力があるとお感じですか。

電子部品業界では、ある特定のデバイスを扱う専業メーカーが多い傾向にあります。そのため、いくら優れたアイデアや提案を持っていても、活用できるのはその会社が手掛けているデバイスの領域に限られてしまいます。加えて、入ってくる情報もそのデバイスに関するものに限られてくるでしょう。その点、当社では極めて多様なデバイスの開発を手掛けているので、一つの領域に閉じず、幅広い分野で技術を活用できるのは魅力です。

また、さまざまなデバイス開発を手掛けている電子デバイスメーカーと比較しても、パナソニックが自社内でBtoCのセット商品の開発・販売まで手掛けている点は大きなアドバンテージになります。新しいデバイスを発想する際、そのデバイスがお客様の商品のなかでどのように使われるかというユースケースを想定することは欠かせません。その点、当社には自社内にセット商品が多数あるため、ユースケースの想定をしやすい環境といえるでしょう。

新規事業を立ち上げるにあたっても、いきなりお客様先に困りごとを聞きにいくのは難しいものですが、社内でセット商品を開発している部署には、ざっくばらんに話を聞かせてもらえます。このあたりは開発するうえで非常にありがたいと感じています。

最後に、記事を読んでいる方に向けてメッセージをお願いします。

産業構造が大きく変化している今、私たちはさまざまなお客様の課題解決にデバイスを通じて貢献していきたいと考えています。この変化を一緒に楽しみながら、自らの可能性にチャレンジしていきたいという方をお待ちしています。

出典:ビズリーチ 公募ページ「パナソニック株式会社」(2020年9月17日公開)より転載https://www.bizreach.jp/job-feed/public-advertising/tpy9fhk/

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*所属・内容等は取材当時のものです。

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